■ 稲荷明神[別窓]
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登録: 2008/04/23(Wed) 13:41 更新: 2011/04/08(Fri) 17:03
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道端の小さなお稲荷さんの社。
稲荷神とは神道の神で、穀物の神の総称。 宇迦之御魂神(うかのみたま)、豊宇気毘売命(とようけびめ)、保食神(うけもち)、大宣都比売神(おおげつひめ)、若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつ)などのこと。 本来は農業神だが、現在は農業漁業か商業工業まで手広くカバーする、地域密着系の神さんとなっている。 総本社は京都の伏見稲荷大社。
宇迦之御魂神の別名「御饌津神(みけつのかみ)」がその音から「三狐神(みけつのかみ。古語では狐をケツと読んだ)」と解され、キツネが宇迦之御魂神の眷属とされるようになった。 つまり、お稲荷さんは狐神じゃなくて、お稲荷さんに祭られている神さんの使者が白狐の姿をしている、ということ。
稲荷神は、神仏習合思想では荼吉尼天(だきにてん。荼枳尼天とも書く)の権現とされている。 荼吉尼天はヒンドゥー教の農業神(ついでに愛と性欲も司る)ダーキーニ女神が仏教に取り入れられたモノ。 ダーキーニはジャッカル(射干)にまたがった姿で描かれるが、 ジャッカルの生息地でない日本や中国では、同じイヌ科で外見が似ている狐で描かれるようになった。 ここから、同じく狐を眷属とする稲荷神と同一視されることとなり、豊川稲荷(円福山妙厳寺)を初めとして仏教寺院でも祭られるようになった。 |
名残の桜/上田城&その周辺 |
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■ カンヒザクラに朱の鳥居[別窓]
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登録: 2008/04/23(Wed) 13:22 更新: 2011/04/08(Fri) 16:24
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西日、逆光ぎみ。 桃色の濃いサクラの枝間に、小さな稲荷神社の鳥居が見え隠れする。
一応「カンヒザクラ(寒緋桜)/ヒカンザクラ(緋寒桜)」とタイトルを付けたが もしかしたら「カワヅザクラ(河津桜)」あるいは「ヒガンザクラ(彼岸桜)」かも知れない。 (蕾はベル状で下を向いていた)
ひがんざくらの花言葉は「心の平安」 かんひざくらの花言葉は「心の美」「善行」
かわづざくらは1955年に原木が発見され、1968年頃から増やされ始めた、まだ歴史の浅い品種なので、この種だけの花言葉はまだ固定化されていない模様。 |
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