■ ドクダミとレモンバーム[別窓]
|
登録: 2010/08/18(Wed) 14:46 更新: 2010/08/18(Wed) 14:54
[お気に入り追加]
[リンク切れ連絡]
|
|
ドクダミ(魚腥草)はドクダミ科ドクダミ属の多年草。 開花期は5〜7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。 全草に悪臭がある。 開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)。 利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。 漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。 加熱することで臭気が和らぐことから、 ベトナム料理ではザウザプカー(ザウジエプカー)と称し、主要な香草として重視されている。 四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。 日本でも山菜として天ぷらなどにして賞味されることがある。
レモンバーム(英語:Lemon balm、学名:Melissa officinalis)はシソ科の多年草。 南ヨーロッパ原産。和名はコウスイハッカ(香水薄荷)、セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)。 葉はシトラールを含みレモンの香りがする。 夏の終わりに蜜を持った小さな白い花をつけ、ミツバチをひきつける。 このことからメリッサ(Melissa、ギリシア語でミツバチ)という名がついた。 繁殖力が強いため、レモンバームそのものの価格は安い。しかし、採油率が極端に低いため精油の価格は非常に高い。 葉は乾燥させハーブティーやポプリなどに用いる。 生葉はハーブティーやアイスクリームに風味を添えるのに使われる。 |
|
■ ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)[別窓]
|
登録: 2010/06/14(Mon) 14:58 更新: 2010/06/14(Mon) 14:58
[お気に入り追加]
[リンク切れ連絡]
|
|
オレンジ色のナガミヒナゲシ(長実雛芥子)の花。
ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)は、ケシ科の一年草。 紅色、もしくはオレンジ色の花で、花弁は4枚。 開花時期は4-5月。 地中海沿岸から中欧にかけてが原産で、日本では1961年に確認された帰化植物。 ひとつの芥子坊主に1000〜2000の種子(ケシ粒)が入っており、爆発的な繁殖力を示すため、雑草化している地域もある。 花言葉は「癒し」「心の平静」「慰め」「陽気で優しい」
※ヒナゲシの仲間は、阿片の原料となるアルカロイドを含んでおらず、栽培は問題ない。 |
|