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オリジナル小説・写真素材「お姫様倶楽部Petit」の更新記録&中の人の覚え書き
【ご注意】
この日記もどきは長期間書き続けられておりますため、過去ログ記事中にはリンク切れが多数発生しております。
なにとぞご容赦下さいませ。
 メモ的な。 2013年06月26日(水) メモ的な
アシェンプテル(Aschenputtel)灰かぶり姫
シュネーヴィットヒェン(Schneewittchen)白雪姫
ドルンロースヒェン(Dornroschen)茨姫
ラプンツェル(Rapunzel)髪長姫
アラライラオ(Allerleirauh)千匹皮
シュネーヴァイスヒェン ウント ローゼンロート(Schneeweischen und Rosenrot)白雪と紅薔薇
ユングフラウ マレーン(Jungfrau Maleen)マレーン姫
ルンペルシュティルツヒェン(Rumpelstilzchen) がたがたの竹馬小僧
デア フロッシュケーニヒ(Der Froschkonig)蛙の王様
デ ドライ シュワッテン プリンツェスィン(De drei schwatten Prinzessinnen)3人の黒い姫

 memo:元和古活字版『伊曾保物語』 2013年06月16日(日) メモ的な
十三 商人かねをおとす公事の事

ある商人、さんにおゐて三貫目の銀子をおとすによつて、札を立ててこれをもとむ。
その札にいはく、
「此かねを拾ひける者のあるにおゐては、我に得させよ。その褒美として三分一をあたへん」
となり。
然に、ある者是を拾ふ。
我家に歸り、妻子に語つていはく、
「われ貧苦の身として、汝等を養ふべき財なし。天道これを照覽あつて、給はるや」
とよろこぶ事かぎりなし。
しかりといへども、この札のおもてを聞きていふやう、
「その主すでに分明なり。道理を枉げんもさすがなれば、この銀を主へ返し、三分一を得てまし」
といひ、かの主がもとへ行て、そのありやうを語る所に、主俄に欲念おこつて、褒美のかねを難澁せしめんがため、
「わがかねすでに四貫目ありき。持ちきたれるところは三貫目なり。そのまゝおき、汝はまかり歸れ」
といふ。
かの者愁へていはく、
「我正直をあらはすといへども、御邊は無理をの給ふ也。詮ずる所、守護識に出て、理非を決斷せん」
といふ。
さるによつて、二人ながら糺明の庭にまかり出る。
かれとこれとあらそふ所決しがたし。
かの主、誓斷をもつて「四貫目ありき」と云。
かの者は、「三貫目ありき」と云。
奉行も理非を決しかねて、いそ保に「紀明し給へ」と云。
伊曾保聞きていはく、
「本主の云所明白なり。しかのみならず、誓斷あり。眞實これに過ぐべからず。しかれば、此かねは、かの主のかねにてはあるべからず。其故は、おとす所のかねは三貫目なり。拾ひたる物に、これをたまはりて歸れ」
とのたまひければ、その時本の主をどろきさはぎ、
「今はなにをかつゝむべき。此かねすでにわがかねなり。褒美の所を難澁せしめんがため、私曲を構へ申なり。あはれ三分一をばかれにあたへ、殘りをわれにたべかし」
と云ふ。
その時、いそ保笑つていはく、
「汝が欲念亂れがはし。今より以後は停止せしめよ。さらば汝につかはす。」
とて、三分二をば主に返し、三分一を拾ひ手にあたう。
その時、袋を開いて見れば、日記即ち三貫目なり。
「前代未聞の檢斷なり」
と人々感じ給ひけり。



ある商人が「さん(地名?)」で銀三貫目を落としたので、探そうと考えて高札を立てた。
曰く、
「これは拾った方は、私のところへ届けてください。お礼に1/3を差し上げましょう」
さて、ある男がこの金を拾っていた。家に帰ると妻に
「オレは貧乏でお前を養う財力がない。それを見たお天道様がこれを授けてくれたに違いない」
と言って大変喜んだ。
しかし高札が出ていることを知ると、
「落とし主がいるのか。道理を曲げてならないのは当然だし、この銀を持ち主に返せば、1/3もらえるのだから」
と、落とし主のところへ言って、拾った状況などを話したのだが、商人には欲が出て、お礼を出すのが惜しくなり、
「私が落としたのは四貫だった。ここには三貫しかない。(お前は一貫抜いただろう。それが礼の代わりだ。訴えたりしないから)そのまま帰れ」
男は嘆き悲しみ、
「オレは正直に持ってきてやったのに、あんたは酷いことを言う。こうなったら役所に訴え出て、白黒つけてもらおうじゃないか」
こうして、二人はお白洲に出た。そこでも論争となって決着が付かない。
商人は誓いを立てて「四貫目あった」というし、
拾い主の男も「三貫だった」という。
奉行も採決をつけかね、知恵者のイソップに「はっきりさせて欲しい」と相談した。
イソップは(改めて両名の言い分を)聞いて言うことには、
「持ち主の言い分が明白だ。神に掛けた宣誓もしている。間違ったことは言っていないだろう。だとすると、この金は商人の物ではということになる。なぜなら、落ちていた金は三貫(で、落としたという金額とあわない)なのだから。ならば拾い主に(権利が発生するから)これを与えるべきでしょう」
といったので、商人はさすがに慌てて、
「正直に言います。それは私の金です。お礼をするのが惜しくなって嘘を付きました。どうか1/3を彼に与えて、残りを私に返してください」
と言った。
イソップは笑って、
「お前の欲がこういう争乱を起こしたのだ。これからはこういうことはやめなさい。さあ、これを受け取りなさい」
と、2/3を商人に返し、1/3を拾い主の男に与えた。

このとき袋の中に銀三貫目と書かれた書き付けがあった。

人々は「前代未聞のお裁きだ」と感心した。

 曲亭馬琴先生の「稗史七則」 2013年06月13日(木) メモ的な
唐山元明の才子等が作れる稗史にはおのづから法則あり。
所謂法則は、一に主客、二に伏線、三に襯染、四に照応、五に反対、六に省筆、七に隠微、即是のみ。

主客は此間の能楽にいふシテ・ワキの如し。
その書に一部の主客あり、又一回毎に主客ありて、主も亦客になることあり、客も亦主にならざることを得ず。
譬ば象棋の起馬の如し。
敵の馬を略るときはその馬をもて彼を攻我馬を喪へば我馬をもて苦しめらる。
変化安にぞ彊りあらん。
是主客の崖略なり。

又伏線と襯染は、その事相似て同じからず。
所云伏線は後に必出すべき趣向あるを数回以前に些墨打をして置く事なり。
又襯染は下染にて此間にいふしこみの事なり。
こは後に大関目の妙趣向を出さんとて数回前よりその事の起本来歴をしこみ措なり。
金瑞が水滸伝の評注には糸染に作れり。
即襯染とおなじ。
共にしたそめと訓むべし。

又照応は照対ともいふ。
譬ば律詩に対句ある如く彼と此と相照らして趣向に対を取るをいふ。
か丶れば照対は重複に似たれども必是同じからず。
重複は作者謬て前の趣向に似たる事を後に至て復出すをいふ。
又照対は故意前の趣向に対を取て彼と此とを照らすなり。
譬ば本伝第九十回に船虫媼内が牛の角をもて戮せらる丶は第七十四回北越二十村なる闘牛の照対なり。
又八十四回なる犬飼現八が千住河にて繋舟の組撃は第三十一回に信乃が芳流閣上なる組撃の反対なり。

這反対は照対と相似て同じからず。
照対は牛をもて牛に対するが如し。
その物は同じけれどもその事は同じからず。
又反対はその人は同じけれどもその事は同じからず。
信乃が組撃は閣上にて閣下に繋舟あり。
千住河の組撃は船中にして楼閣なし。
且前には現八が信乃を捕んと欲りし後には信乃と道節が現八を捉へんとす。
情態光景太く異なり。こ丶をもて反対とす。
事は此彼相反きておのづからに対を做すのみ。
本伝にはこの対多かり。枚挙るに遑あらず。余は倣らへて知るべきのみ。

又省筆は事の長きを後に重ていはざらん為に必聞かで称ぬ人に偸聞させて筆を省き或は地の詞をもてせずしてその人の口中より説出すをもて脩からず。
作者の筆を省くが為に看官も亦倦ざるなり。

又隠微は作者の文外に深意あり。
百年の後知音を俟て是を悟らしめんとす。
水滸伝には隠微多かり。李贄金瑞等いへばさらなり唐山なる文人才子に水滸を弄ぶ者多かれども評し得て詳に隠微を発明せしものなし。

隠微は悟りがたけれども七法則を知らずして綴るものさぞあらん。
及ばずながら本伝には彼法則に倣ふこと多かり。
又但本伝のみならず美少年録侠客伝この余も都て法則あり。
看官これを知るやしらずや。
子夏曰小道といへども見るべき者あり。
嗚呼談何ぞ容易ならん。
これらのよしは知音の評に折々答へしことながら亦看官の為に注しつ。


物語の法則というのは、

一に主客。
つまり、主役と脇役の設定。
長いハナシだと、エピソードごとに変わったり入れ替わったりもする。

二に伏線。
これは、重要な出来事のちょっと前にそれに関連するコトをこそっと書いておくこと。

三に襯染。
伏線と似てるけど、ちと違う。
後に起きる重要な出来事(物語の本筋や世界観に関わったりする)のために、その来歴や起因などをあらかじめ書いておくこと。

四に照応。
これは似たような出来事・表現を何度か示すというテク。
それによってその出来事を強調することができる。
ミスって同じコトを繰り返すのとは違うんだからねっ。

五に反対。
前に書いた以前のエピソードとシュチュエーションやキャラの立場を逆転させた別のエピソードを作る。
鮮やかな対比とか、対になるエピソード。

六に省筆
同じコトをくどくど書かない。そのために、たとえば本来そこにいないキャラが実は話を立ち聞きしていたってことにして説明の手間を省く、みたいな。

七に隠微
秘められた作者の真意。表面的にお話を読んだだけじゃ判らない裏の設定とか


資料:
海南人文研究室 http://space.geocities.jp/tanetomo_i/
「南総里見八犬伝」白龍亭 http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/

 拍手御礼。 2013年06月12日(水) 小説関連問合・拍手回答歴史関連
時代小説分室に拍手をお送り下さった方へ。

ありがとうございます。
その一押し一押しが創作の力となります。

遅々として更新がなされない状態で申し訳ないです。
どうかつたない駄文書きをお見捨てになられませぬよう、
これからも宜しくお付き合いくださいませ。

 memo的な。 2013年06月05日(水) メモ的な
  1. 昔々あるところに
  2. 白馬に乗った王子様
  3. 高い塔の天辺
  4. 屋根裏部屋
  5. 良い魔女と悪い魔女
  6. 雪のような白い肌
  7. 煤で顔を汚す
  8. 呪い
  9. 取り替え子
  10. 接吻
  11. 駆け落ち
  12. ハシバミの木
  13. お父様
  14. お継母様
  15. お兄様たち
  16. お姉様たち
  17. イラクサの肌着
  18. 入ってはいけない部屋
  19. 紡錘《つむ》
  20. 夏の庭と冬の庭
  21. 金の鞠
  22. 踊って擦り切れた靴
  23. 身代わり
  24. 蟲愛ずる
  25. 決して開けてはいけません
  26. 布団の下のエンドウマメ
  27. 硝子の靴
  28. 鉄の靴
  29. どうしてあなたはロミオなの?
  30. 親の決めた許婚
  31. 開いた花の真ん中に
  32. 歌声を代価に
  33. 七人の……
  34. 絵姿
  35. 真珠の首飾り
  36. 瀝青《ピッチ》を塗った階段
  37. お婿さん選び
  38. 鏡よ、鏡
  39. 撫子の花
  40. 双子
  41. 王位継承順位
  42. 私は王子
  43. 硝子の棺
  44. 名前を当てろ
  45. 十二時を告げる鐘
  46. 帰らなければなりません
  47. 「また」さらわれちゃった
  48. めでたしめでたし

 【投票をお願いします】アルファポリス「第4回ドリーム小説大賞」にエントリーしました。 2013年06月01日(土) 小説関連日記的な
アルファポリス「第4回ドリーム小説大賞」開催中です。

当方では、以下の作品にてエントリーしております。
子壇嶺城戦記
http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/history/sanada/komayumi/
第一次上田合戦直後。地侍・杉原四郎兵衛が子壇嶺の古城に立てこもった。 彼らの始末を命じられた真田信幸は、歩兵を引き連れてかの古城に向かった。
小懸 ―真田源三郎の休日―
http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/history/sanada/chiisagata/
武田家滅亡後、真田家は織田に従属、滝川一益の配下に入り、真田の嫡男・源三郎は滝川の武将・前田利貞と出会う。大きな戦のない二ヶ月が過ぎ、やがて天正十年六月二日がやってきた。
私文三國志
http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/history/sangoku/
後漢末期から晋前半ぐらいまでの、いわゆる「三国時代」の中国を舞台とした小品集。5話。 書き手が「蜀派」であるため、内容は偏りがち。
以上三作品となります。
お手持ちの投票権に余裕がございましたら、
愚作に一票お投じいただければ幸いでございます。
よろしくお願い致します。

 拍手御礼。 2013年06月01日(土) 写真・素材問合・拍手回答
写真素材に拍手をお送り下さった方へ。

ありがとうございます。

拙い素材ですが、お役に立てれば幸いです。

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