■ ハルジオン(春紫苑)[別窓]
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登録: 2008/07/17(Thu) 17:06 更新: 2009/07/16(Thu) 19:02
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花弁の先がほんのりと赤紫に染まったハルジオンの花。
ハルジオン(春紫菀)はキク科ムカシヨモギ属の多年草(草本)。 大正時代に日本に入ってきた、北アメリカ原産の帰化植物。 別名「貧乏草」。 線路脇にも良く生えるので「鉄道草」と呼ぶ地域もあるらしいが、これは近種のヒメジョオンの別名でもある。
よく似た野草にヒメジョオン(姫女菀)がある。 見分け方は、 ・ハルジオンは蕾が下向きにうなだれるように着くが、ヒメジョオンの蕾は上向きに着く ・ハルジオンの茎は中空だが、ヒメジョオンは髄が詰まっている ・ハルジオンはヒメジョオンより花が一回り大きく、花びら(舌状花)が多い など。
この二種は混同されて、「ハルジオン」を「ハルジョオン」になったり、「ヒメジョオン」を「ヒメジオン」と呼ぶ人もいる。
また、紫菀(シオン)を濁らずに発音して、「ハルシオン」と呼ばれることもあるが、これだと 超短期作用型ベンゾジアゼピン系睡眠薬トリアゾラム (Triazolam)の商品名「ハルシオン(Halcion)」と同音になってしまって、ちとややこしい。
花期は4月〜5月頃。寒冷地では6,7月頃まで咲くことも。 花言葉は「追想の愛」「素朴で清楚」 |
春の終わりから夏の初め |
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■ カラスノエンドウ[別窓]
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登録: 2008/07/17(Thu) 16:57 更新: 2008/07/17(Thu) 16:57
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空き地に咲く烏野豌豆の赤紫の花。
マメ科ソラマメ属の越年草で、標準和名は「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」だが、カラスノエンドウの呼び名の方が一般的。 茎に巻きひげがあり、近くの物にからみつくこともあるが、自立して60cmから150cmに育つ物が大半。
ちなみに「烏の・豌豆」ではなく、「烏・野豌豆」。 熟した豆のサヤが黒いことから黒い色の代表格である「烏」の名が冠された、と言うことのよう。
ヤハズエンドウの方は、葉っぱの先が凹んで矢筈(矢の末端の弦に番える部分、あるいは、棒の先端に二股に分かれた金具が付いた、掛け軸をかけるときに使う道具)に似ていることが語源。
オリエントから地中海にかけての地方では、古くは野菜・穀物として栽培されていたようだが、現在では野草・雑草化している。 (若芽や若い実は食用可能。熟した実も煎り豆にして食べることができるらしい)
花期は3月〜6月。 花言葉は「絆」「小さな恋人達」「永遠の悲しみ」「喜びの訪れ」「未来の喜び」 |
春の終わりから夏の初め |
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