書く仕事がしたい佐藤 友美 (著)
出版社 : CCCメディアハウス
発売日 : 2021/10/30
【書いて生きるには、文章力“以外”の技術が8割】
「仕事の取り方から、お金の話まで、すべてシェアします」
あるようでなかった「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書――
書く仕事を20年以上続けてきた著者が、「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について1冊にまとめました。
文章を教えてくれる本や講座はすでにたくさんあります。
しかし、書く仕事をしたいと思ったときに知りたいはずの、「書くという仕事」そのものについて教えてくれる本がなかったからです。
書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか?
書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか?
書く仕事は選ばれし者しかできないのか?
“必要最低限”の文章力とスキルとは?
どれくらい働けば、どれくらい稼げるのか?
心身を病まずに長く仕事を続け、仕事の幅を広げていくためには?
“この本は、文章術の本ではありません。
この本を読めば、みるみる文章力がついたりもしません。
もしもあなたがすでに物書きとして活躍し、この先はひたすら文章力を磨くだけと思っているのであれば、この本はおすすめしません。
けれども、これから書く仕事がしたいと考えたり、長く物書きとして生計を立てていきたいと思うならば、お役に立てる部分があると思います。(「プロローグ」より)”
書き続けて生きていくには、「よく考えること」が何よりも強い戦略になります。
一生を懸けるに不足ない、途方もなく魅力的な「書く仕事」について、みなさんと一緒に考えていきたい――
雑誌やウェブメディアの「ライター」として、あるいは、年間10冊ほどを執筆・構成する「書籍ライター」として、また専門分野の書籍の「著者」として、そして月6本の連載を持つ「コラムニスト/エッセイスト」として。
ライフステージごとに「よく考え」、書く場を増やし、仕事を続けてきた著者が、自身の経験を余すことなくお伝えします。
マンガノミカタ:創作者と研究者による新たなアプローチこうの史代 (著), 竹宮惠子 (著), 吉村和真 (著),
出版社 : 樹村房
発売日 : 2021/10/8
「教育」の視点をベースに、マンガの「見方」「味方」はもとより、「編み方」「生み方」「組み方」……と、多面的なアプローチを試みています。
・マンガ特有の記号表現である「漫符」を手がかりに、マンガの創作者と研究者たちが、その特徴や可能性について自在に語り合った〈クロストーク「マンガ表現論」を超えて〉
・マンガの可能性を教育現場での用い方や研究資料としてのあり方から探る〈研究 マンガ表現の発達を視る by 竹宮惠子〉〈こうの史代の授業レジュメ一部大公開! 〉
・「夕凪の街」を完全再録し、思想史・マンガ研究の観点から解説・考察を試みる〈吉村和真が読み解く「夕凪の街」〉
・ワークショップ「オリジナル漫符を考えよう! 」に寄せられた作品の一部を、こうの史代・竹宮惠子・吉村和真が講評する〈「オリジナル漫符」講評会@「ギガタウン・イン・テラタウン」展〉
・マンガの「伝え方」や「訳し方」を実験的に例示した、こうの史代・竹宮惠子による描き下ろしマンガを含む〈おわりに〉