マンガ・イラスト・ゲームを面白くする異世界設定のつくり方榎本 秋 (著), 榎本事務所 (著)
出版社 : 技術評論社
発売日 : 2021/4/28
"行ってみたくなる"世界を創造しよう
創作活動における「世界設定のつくり方」を解説する本です。
創作全般において「その世界をどこまでイメージできるか(≒設定がどこまで整っているか)」は重要な要素であり、世界観の設定がしっかりしていればストーリーやキャラクターにも説得力が生まれ、作者の個性も活かすことができます。
反面、練り込みが甘かったり致命的な矛盾が生じていたりすると作品全体の魅力が損なわれ、「ありがち」の域を抜け出せなくなってしまう難しい要素でもあると言えるでしょう。
本書は創作において常に最大の人気ジャンルである「異世界」を題材に、設定として固めるべきキーポイントや破綻なくまとめるためのコツ、およびテーマに基づいた設定の詰め方を順を追って解説しました。
本書を読めば「オリジナルの作品がつくれない」「創作のイメージがまとまらない」読者でも個性のある魅力的な作品をつくれるようになり、より創作活動を楽しむことができるでしょう。
生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座冲方 丁 (著)
出版社 : 早川書房
発売日 : 2021/4/24
作家・冲方丁が、25年ものあいだ生き残ることができたのはなぜか?
「HOWでなくWHYを知ること」「言葉・文章・描写の特質を理解すること」「物語る存在として生きること」。
作家であり続けるためのシンプルかつ不可欠な原則を伝える、大人気創作講座の完全書籍化。

マンガを知る:歴史と現状池上 賢 (著)
出版社 : webjapanese
発売日 : 2021/4/23
オンデマンド (ペーパーバック)
どんな本?
現在の日本社会において、マンガはもはや特別なメディアではないといえます。
コンビニエンスストアや書店に行けば、マンガ単行本やマンガ雑誌が所せましと並べられているのを見ることが出来ます。
教育においても、マンガはしばしば利用されます。
日本で生まれ育った人であれば、幼少期に子ども向けの学習マンガを読んだという経験を持つ人もいるでしょう。
さらに、近年は日本語学習においてもマンガを活用しようという動きがあります。
ところで、マンガは日本社会に定着していますが、娯楽として楽しいものであるせいか、その歴史や現状については、当の日本人にさえも、詳しく知られているとは言えません。
この本はマンガを教える本ではなく、まずマンガについて知ろうという本です。
本書ではマンガに関する基本的な情報や、現在の状況について出来る限り簡単に解説します。
かつて、マンガは大衆娯楽として見られていたため、研究者からは軽んじられていました。
しかし、時代を経るごとにの文化として認められるようになり、学術的な研究も盛んにおこなわれるようになりました。
本書は、これまでのマンガ研究を元にまとめられたマンガの入門書として執筆されています。(序章より)
・あらためてマンガとは何か
・マンガの歴史:戦前のマンガ
・マンガの歴史:マンガ読者の拡大した1960年代
・マンガの歴史:マンガが文化となった1980年代
・マンガの歴史:電子媒体が登場した2000年代
・マンガと海外:意外と長い海外での歴史
・日本語教育で活用される日本のマンガ
・マンガの周辺メディアとメディアミックス
・マンガ表現を巡る問題:国内での議論
・マンガ表現をめぐる問題:マンガのグローバル化との関係
・違法ダウンロードを巡る問題
ちょさく犬が答える! SNS時代の著作権野田 佳邦 (著)
出版社 : 三恵社
発売日 : 2021/4/1
自分はプロじゃないから……未成年だから……といった理由で「著作権は自分に関係ない」というのは間違い!?
著作権は、「一定の条件を満たす"表現"を創作した人に与えられる権利」で、イラスト・文章・映画・漫画・音楽・写真など、創作した瞬間から権利が生まれます。
反対に、誰かのコンテンツを使いたいとき、基本的には著作権を持っている人に許可をもらう必要があります。
SNSや動画サイトなど、実は知らず知らずのうちに、日常生活で著作権侵害をしているかも?
「パクツイは法律違反? 」
「ゲーム実況は著作権侵害? 」
「著作権の保護期間はなぜ死後70年? 」
など、「ちょさく犬」「ちてきざいさん犬」「ちょさくじんかく犬」の三犬が、短大生による著作権にまつわる質問約900 件のうち、特に多かった質問100 件以上を、かわいいイラスト付きで紹介!